2021年9月1日

知っていますか? 医療・ヘルスケア業界の超重要ワード「診療報酬」

こんにちは、HMSの藤本(新卒3年目)です。

特に医療・ヘルスケア業界へ興味をお持ちの皆さん、突然ですが、「診療報酬」という言葉を聞いたことがありますか?
「ん~何だか堅い言葉、もっと医療ITとか、そういう最新のところに興味があるからパス」という方が多いかもしれません。
ですが、診療報酬は医療・ヘルスケア業界に携わろうとする方全員にとって大きく2つの点において知っていて損の無い知識です。

この記事では、診療報酬の基礎中の基礎や、弊法人ではそれらへどのように関わり、お客様へ経営改善支援を行っているのか、お仕事紹介もしていきます。

診療報酬はなぜ大事?

【1点目:医療業界や病院の収入の多くを占める】
厚生労働省によると日本の医療費は2020年に43.9兆円になると予想されており、その大部分は診療報酬が占めています。例えば、ある病院でその機能に応じた経営改善を図るには診療報酬収入を増やすことが重要な取組みの1つになってきます。

【2点目:医療の課題やニーズを掴むことができる】
診療報酬は全国一律で価格が固定されていますが、物価等や医療業界の課題に対応する為、原則2年に1度改定があります。最近ですと、働き方改革やオンラインへの対応が重要トピックとなりました。つまり診療報酬を理解すれば、医療業界の最新ニーズを知ることができます。

診療報酬って何?

診療報酬は ”基礎中の基礎” です】
診療報酬の基本を画像にまとめました。
全ては説明しきれないので、参考資料も下記に紹介します。
・まず基礎から学びたい→保険診療の理解のために(厚生労働省)
・興味のある項目について知りたい→診療報酬点数本
(各社が出版している著書や、インターネット上にまとめられているものがあります)

診療報酬に関してどのように提案や支援をするの?】
①提供いただくデータから、どの診療報酬が取れるか(取るべきか)、どうしたら取れるかをご提案します。部署を問わず必要関係各所と打合せを実施したり、診療報酬に関する新たなツールの作成や環境整備をサポート、あるいは類似病院との比較から、その病院に適した様々なご提案をします。また、我々は「共に汗をかく」というモットーのもと、単なる提案に留まることなく、お客様と共に「何が課題となるか」「それをどう解決するか」について、あらゆるバックデータをフル活用し、協働しながら着実な改善に結び付けていきます。

②病院職員さんの知識増強
具体的な取り組みを進めていくにあたり、基礎的な理解を深めたいというニーズがある場合は基礎知識の勉強会(上記スライド参考)を現場で開催したり、動画制作を行ったりもしています。ほかにも、テーマを絞ったニュース(院内報のような)等を作成し、配布することで支援に繋げています。

いかがでしたか?
本記事をきっかけに、診療報酬についてや、弊法人の取組みについても興味を持っていただければ嬉しいです。

一覧に戻る