令和3年8月30日・31日に開催された某県主催の研修「令和3年度第一回自治体病院経営実務研修」の講師として、弊法人の合谷・幸地・川島が登壇させていただきました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催となりましたが、両日で、自治体病院各施設の職員の皆さまをはじめとした40名を超える方々より、ご参加をいただきました。
一日目(8月30日)は「経営改善取組事例紹介」というテーマで、幸地より「公立病院の経営改善の風土づくり~事務職員ができること」、川島より「患者増の取り組みについて」、合谷より「自治体病院における経営改善事例」として、実践に基づいた話を講演いたしました。
二日目(8月31日)は「価格交渉方法」というテーマで、「医療業界の基礎~病院と医療周辺企業との取引構造、病院の購買のあり方~」、合谷より「ケーススタディ~このケース、どうします?~」というテーマで、グループワークも交えた形式にて講演いたしました。
(以下、川島よりコメント)
両日ともに実務者の方が中心でしたので、非常に内容の濃いお話・お時間となりました。地域医療を取り巻く環境は、医師不足や診療報酬のマイナス改定等、依然として厳しい状況にあるなかで、薬価の中間年改定や新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う収益の減少等が懸念され、収益向上・費用削減に向けた対応策の検討が急務となっています。これらの課題へご参加いただいた自治体病病院の皆さまが適切に対応していけるように、という観点でお話させていただきました。