診療報酬落穂拾いMedical treatment fee paying bare feather
目的は各種加算を算定強化し、出来る限りコストをかけずに収入アップに結びつけることで、さらに算定を強化し医療の質を向上させることを目標とします。
多職種連携にて取れる加算も多いので、スタッフ間での連携、協力が重要です。
「事務力が弱い!」という誤解を招いてしまうことが無いように、弊法人では「診療報酬算定漏れ防止」ではなく、「落穂ひろい」と表現しています。
こんな方向けのサービスです
- ・現場で行っている医療行為に対する診療報酬の知識を深めたい方。
- ・診療報酬の取り溢しにより、本来得られる報酬が得られていない原因を突き詰め、改善を希望される方。
サービス内容
各種加算等の算定実績を分析
どこまで算定件数を増やせるのか、各種加算等の算定実績を分析し、ベンチマークを作成し実際の数値から仮説を立てます。
- ・人員配置次第で詐取得可能or長期計画が必要?
- ・運用整備の問題?
- ・注目していなかった?
- ・対象患者数が少ない?
- ・過去に査定返戻があり委縮算定となっている? など。
その後、医事課スタッフと一緒に現場をラウンドしたり、看護部や関連部署との協議を行い、算定増に繋げます。
また数か月の実績データを追うことで、加算が増えているかモニタリングを行い、現場へフィードバックします。
Flow
サービスの流れ
- ベンチマーク
- 各種加算の算定実績データをもとに下記分野ごとに分けて、ベンチマークを作成します。※分類は医師関連、看護師関連、栄養士関連、薬剤師関連、リハビリ関連、地域連携関連、外来関連、歯科関連の8分類に分けます。
- 目標件数の設定
- 病床規模や配置人数等を加味し、加算ごとに目標件数を設定します。
- 職員全体の勉強会
- 医事課スタッフと弊法人スタッフで各現場へごとに、算定要件(施設基準等も含む)の読み合わせを行い、「どうしたら他院のように算定できるのか」を前向きに考えます。※ポジティブシンキングを前提に、算定するためにとにかくプラス思考になることが重要です。
- モニタリング
- 算定件数の数字を追いかけて、数か月の間モニタリングを行います。
- フィードバック
- 再度現場ミーティングを行い、結果に関してのフィードバックと、次なるアクションを決めます。何が増えていて、どこまでを目標とするのか、増えていない原因は何なのか等、分析を行います。
Check Point
チェックポイント
- 決して取組効果に対してネガティブに考えないこと
- なぜ今まで取れていなかったのか?とか医事課が請求していないのが悪い、現場が悪いなど、
決して犯人捜しはしないこと。皆さんの活動によりこれだけ増収出来たと前向きな評価を心がけます。 - 病院によっては幹部への報告を定期的に行っている病院もあり
- 増収対策委員会やWG等を結成し、推進力を上げている病院もあります。
- 多職種連携WGにて検討している病院もある。
- 1つの大きなWGにて経営改善WG(病院タスクフォース)で進める病院や、各加算項目ごとにWGを作り検討をされる病院もあり、形態は病院によって様々です。